衆議院インターネット審議中継ビデオライブラリーでは、質疑者別に視聴できる。
案件(議題順):
国土交通行政の基本施策に関する件(建築物の構造計算書偽装問題)
説明・質疑者等(発言順): 開始時間 所要時間
林幹雄(国土交通委員長) 13時 47分 15分
衛藤征士郎(自由民主党) 14時 02分 17分
早川忠孝(自由民主党) 14時 19分 26分
佐藤茂樹(公明党) 14時 45分 22分
長妻昭(民主党・無所属クラブ) 15時 07分 18分
馬淵澄夫(民主党・無所属クラブ) 15時 25分 20分
穀田恵二(日本共産党) 15時 45分 11分
保坂展人(社会民主党・市民連合) 15時 56分 11分
糸川正晃(国民新党・日本・無所属の会) 16時 07分 09分
こんな細切れの質問時間で真相に迫ることは難しいだろう。
それはさておき、自民党森派 衛藤 征士郎 の発言を聞いて感じたことを述べてみよう。
大分2区
前防衛長官
清和会
日朝友好議連所属
人権問題推進懇話会所属
人権擁護法案推進派
北朝鮮経済制裁賛成派
渦中の人、伊藤公介と同じ森派だけあって時間稼ぎととられてもおかしくないような発言内容であった。質疑と答弁が噛み合っていない。先に結論を言おう。この男が今日の証人喚問のレールを敷いたのだ。目的地へ着かないレールを。
衛藤>
「私も是非証人喚問していただきたい。一部、国交省の幹部で、私にしゃべられるととても立場を失う人がいらっしゃるんじゃないですかね。」の意味は?
小嶋>
国交省から「お宅の情報管理はどうなってるの?」という問い合わせの電話が会社に来て、「そのようなことは私どもの会社では行っておりませんし、できるはずもございません。」とお答えをした。この後に及んで国の役人は何もやる気がないのだなと判断した。それで、国交省で大変大きな声で厳重な抗議をした。その内容もしゃべってよろしいんでしょうか?
衛藤>
ま、あなたが抗議をした。それを踏まえてあのような発言をした。実はそのあなたのこのような何かいかにも意味ありげな思わせぶりの発言はですね、政治家や官僚のみならず多くの人々に多大の迷惑をかけるだけでなく、思わぬ波紋を呼んでおります。小嶋証人、今日のあなたの証言によってですね、救われる人はあっても、助かる人はあっても、罪に落ちる人は誰一人いないと私は思っております。今日はあなたの知りうる全てのことを証言して下さい。重ねて申し上げておきますが、あなたの証言で誰一人困惑する人、困る人、そういう人はいない、安心して、あなたの言葉を借りるならば全てを発言、ぶちまけて下さい。
何故抗議の内容をしゃべらせないのだ?バラされると困る内容なのか?だとすれば小嶋が持つカードか。
聞き逃してならないのは下線部分である。
罪に落ちる人は誰一人いないというのは一体どういう論理なのか。まるで不可抗力の天災扱いだ。金銭詐欺とは違い、倒壊したら死人が出るのだから殺人未遂に限りなく近いとも言うべきものが今回の偽装事件なのであり、真相を解明していけば自ずと犯人が浮かび上がって来るのは当たり前のことだ。また、小嶋は疑われているから証人喚問されているのであり、言うべきは、「進んで真実を述べて身の潔白を証明するように」であろう。では、衛藤はなぜこんな意味不明のことを二度も繰り返したか。
もう一度、下線部分に注目していただきたい。これは、即ち、ヤクザの脅しである。私には、「何かあったらお前がかぶって他の者を助けろ、他の者を困らせるな。悪いようにはしない。」と聞こえた。そこで小嶋は犯人隠匿を選択したのだ。だから、この後の証言で彼は、証言拒否を連発することになる。あとは野となれ山となれであろう。



