皇太子殿下のお誕生日に際しての記者会見の内容
>問5 「皇室典範に関する有識者会議」が最終報告書を提出し,女性・女系天皇を容認する方針が示されました。今後の皇室のあるべき姿に関する考えや敬宮愛子様の将来について,父親としてのお気持ちをお聞かせください。
皇太子殿下 「皇室典範に関する有識者会議」が最終報告書を提出したこと,そしてその内容については,私も承知しています。親としていろいろと考えることもありますが,それ以上の発言は控えたいと思います。皇室のあるべき姿としては,私は,以前から申し上げているように,皇室の伝統を尊重しながら,天皇陛下をお助けしつつ,国民の幸せを願い,国民と苦楽を共にしていくことだと思います。これは時代を超えて存在するものと思います。宮中で行われている祭祀については,私たちは大切なものと考えていますが,雅子が携わるのは,通常の公務が行えるようになってからということになると思います。
愛子には,一人の人間として立派に育ってほしいと思います。名前の通りに,人を愛し,人からも愛される人間に成長してもらえればと願っております。 <
女性・女系天皇を容認する方針が示されました。
→皇室のあるべき姿としては,私は,以前から申し上げているように,皇室の伝統を尊重しながら,天皇陛下をお助けしつつ,国民の幸せを願い,国民と苦楽を共にしていくことだと思います。これは時代を超えて存在するものと思います。
「皇室の伝統は男系であり、これは時代を超えて尊重しなければならないものである。」と仰ってるように聞こえた。
敬宮愛子様の将来
→愛子には,一人の人間として立派に育ってほしいと思います。
「人間」にかかる修飾語は、「一人の」となっている。「皇室の人間」とか「皇族の一人」とかとなっていないのは、敢えて言うまでもない当然のことだからかもしれない。しかし、「一人の人間として」というのは「将来天皇となる人間」というよりは「将来は何の柵もないごく普通の人間」という意味で仰っているように聞こえた。少なくとも、天皇という重責を担える人間に成長して欲しいという意味で仰っているのではないのではと感じた。そういう覚悟というか、心の準備を想像させるような御発言はないように感じたのだ。
結論としては、女性・女系をお認めになるような発言はなく、むしろ、それをやんわりと否定なさったのではないかと愚推している。




